緊急提言(平成29年7月18日)
日経朝刊の記事で、
アルツハイマー病新薬の研究を断念
及び中止したことが明らかにされた。
米製薬会社大手「メルク」・
「イーライ・リリー」社である。
そして、新薬開発を「発症前」に
切り替えたことである。
アサヒカイロプラクティックでは
予てより機能表を公開をしてきま
したが、
後述で「何か方法があるのか」の
項目で詳しく述べさせていただき
ます。
ぜひご覧下さい。
「認知症の種類と割合」
アルツハイマー型認知症・・・・50%
レビー小体型認知症(DLB)・・・・20%
脳血管性認知症・・・・15%
その他・・・15%
今なぜ、日本では、レビー小体型認
知症が注目されているのか?
その理由は、
1 日本人(小坂憲司先生)が
発見(1976年)
2 診断が可能なMIBG 心筋シンチ
およびドパミントランスポーター
(DAT) スキャンが保険適用
3 治療薬ドネペジルの保険適用が
拡大
DLBの病理
1 新皮質(びまん)型 びまん性
レビー小体病
2 辺縁(移行)型
3 脳幹型(パーキンソン病)
4 大脳型
[治療効果について]
現状では施療頻度が少なく結果のみ
をお知らせします。
発症されている方は、殆どが頚の角
度が多い。この角度は、
「視線脊柱角」の項を御覧下さい。
目線の角度が水平で背骨との角度が
90度になり、この角度から何度頚が
後方へ上がっているかに関係します。
通常は5度以内です。
猫背のなって来ますと、段々と顎を
あげてその分だけ膝を曲げ、
背中を円くして補正しようとするの
です。
この期間は、45歳頃から徐々に頚
が曲がり(頚は前彎)、椎骨動脈
を圧迫するため、脳への血流が不
足していくためです。
治療効果とは:この時期から正しい
施療を行っているかの問題になるわ
けです。
定期的継続施療を行っている方は
、アルツハイマー認知症になり難い
ようです。
認知症と判定された方でも、身体の
バランスと頚椎の施療で進行を阻止
するか、進行を遅くするかは可能で
す。
施療していて感じたことは、殆どの
方は身体が変形しています。施療後
姿勢は伸び、
身体が軽くなったと証言しています。
ここから先は、なぜ、どのような時
期からなるのか、ご興味がありまし
たら引き続きお読み下さい。
併せて「自律神経障害」の項をお読
み下さい。
自律神経障害
[療術から見たアルツハイマーについて]
この症状は若年においても発生しま
す。これは現代医学でも未だ解明さ
れていない病気の一種です。
下記の図をご覧下さい。何時頃から
引きこされているか表示しています。
図の説明
アミロイドβは45歳頃より細胞に
変化が現れます。この時点では、
まったく症状はありません。
およそ70歳で発症しますが、発症
前より5年頃より軽いもの忘れが
出て来ます。
このアミロイドβは脳神経細胞の
機能を低下させます。そして、
恐ろしいのは発症15年前に
「タウ」というものが現れ、
脳神経細胞を消滅させます。
これにより海馬での記憶が消される
わけです。
そして70歳を過ぎる頃には、記憶
力の低下となるわけです。
図の追加
【原因は?】
現段階では不明な点が多い。
療術的に考えると、脳への血液不足が
一番影響しているのではないか。
その理由は、極度のストレスにより交感
神経に影響を与えていると考えています。
特に、副交感神経の機能低下が脳神経の
機能に関係するためと考えてます。
副交感神経は、骨盤の仙髄神経と頚のと
ころの脳幹にある脳神経が関係し
ています。腰痛や肩凝りはその原因にも
なります。 【方法はあるのか】
あります。肩凝りや腰痛を馬鹿にしない
でください。これらの神経圧迫が
脳への血流不足を引き起こすからです。【治療方法は?】
発症前の検査は重要である。
身体のバランスを取る治療が必要で
す。自律神経の治療は高度のテクニ
ックが要求されますので、当治療院
へご連絡下さい。 [施療方法]
患者さんの体型をご覧下さい。殆ど
の方の体型は「前屈」しています。
姿勢が病気の始まりです。
前屈は、頚の部分これは頭蓋骨の下
部と頚椎1番の部分に一番しわ寄せ
がくるからです。頚及び骨盤に影響
を及ぼしています。はじめに頚のほ
うから説明致します。
上部頚椎図
図のように、頚椎1番の部位では、
血管がグルッと骨を迂回しています。
頚の動きがなければ問題ありません
が、頚椎の回旋により、血管をグイ
ッと押さえつけ圧迫を引き起こしま
す。血流不足を引き起こし、通常還
流障害として、めまいや立ちくらみ
を引き起こします。
これは脳へ行く血流不足となり、
脳の神経細胞は酸素やグルコースの
不足により栄養障害を起こします。
脳へ行く途中、小脳、脳幹等へ細胞
の機能低下を引き起こすのです。
小脳では、多く運動障害を引き起こ
し、脳幹では、脳神経に機能低下を
引き起こします。「脳幹」は中枢神
経で脳神経の機能低下を引き起こす。
そして、脳神経3、7、9、10番
の脳神経は、副交感神経支配となっ
ています。
大脳では、視床下部、大脳皮質、
大脳基底核、へと機能低下が続きま
す。
これらは、時間の経過とともに、
色々な症状を呈して行きます。
アルツハイマーも一連の機能低下に
より、タンパク質の異常となり、
認知症になる訳です。
もう一つ大事な部位は、下部の骨盤
部で仙髄神経があります。
この神経は、脳神経と同じく
「副交感神経」が支配しています。
上部と下部の神経圧迫は、
「副交感神経」の機能低下を意味
する。
自律神経支配のイラストをご覧下
さい。
黒く丸がしてある部位がそれぞれ
「副交感神経」を示しています。
脳幹部の副交感神経は、脳神経3
番動眼神経、脳神経7番顔面神経、
脳神経9番舌咽神経、脳神経10名
称神経がそれぞれ支配しています。
下部の仙髄神経は、仙骨2,3,4 番
の神経が副交感神経支配となって
います。
あらゆる病態を調べる場合、この
2ヵ所の部位を調べなければ意味
はない。
これらの障害は、骨格構造の
「ゆがみ」「歪み」「曲がり」
「傾斜」
が原因である。
これらの歪み等を検査し修正しな
ければ、正しい身体にならない。
これらの原因が「アルツハイマーや
認知症」になるわけである。
これらの物の考え方が、発症初期の
対応に結びつくことになる。
臨床試験では、全ての疾病の発症時
期が40%位までは回復する施療
効果があるが、それ以上になると現
状維持となり、その場合でも継続
的な施療が必要である。
全て、早期施療が必要である。
当施療室での臨床結果
発症状態が5%から10%未満です
と施療効果があるが、それ以上です
と難しい。
検査方法は、絵を見ながら、絵を描
いてもらう。その状態により脳の回
復状態を比較する。
5%以下ですと割と回復が良いよう
です。