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5)閉塞性動脈硬化

閉塞性動脈硬化症とは、主に下肢の大血管が閉塞(つまる)ことにより、起こる症状。療術では、下肢の閉塞は、腰部に原因が多く見られます。血行不足のため足はむくみ太くなり、痺れなどを引き起します。多くは治療により改善が見られます。また壊疽による下肢の切断もありますので、充分にご注意下さい。
この症状も、初期は身体の変形が原因で引き起します。
主に坐骨神経の圧迫があげられます。
それでは詳しく説明致します。
所見では、前屈み、猫背、身体の傾きなどが見られます。
[検査法]
初めに他の疾患と同じように下部、足の長さから見ていきます。
使用する検査は、足の長さを見る機能表を使います。



骨盤変位機能表

 骨盤の狂いにより、坐骨神経、大腿神経に圧迫の影響がある。足の長さの検査により、姿勢がどちらかに傾いているか、おおよその判断が可能である。骨盤の変位を検査する。変位が認められれば、足の長さや坐骨神経の圧迫が予測される。
下記は、骨盤の変位機能表



骨盤の変位が、坐骨神経や腰椎に影響を及ぼす。
腰椎、仙椎の神経圧迫を調べます。その結果、異状が確認され
たならば直ちに調整する。下図は、坐骨神経および大腿神経
の障害を%で確認する。

腰椎・仙椎の神経の流れと機能表
腰・仙椎の神経圧迫と治療効果を確認する機能表を提示
腰・仙椎機能表



骨盤の変位は、上部では頭でバランスを取ろうとする。そこで一番負担がかかる部位とは、頚椎1番である。
頚椎の負担がどれだけかかっているか、頚椎の機能表で調べます。回旋捻れが原因である。
下記は、頚椎機能表です。

頚椎の奥にある中枢神経脳幹を調べる。脳神経は脳幹から10本出ている。副交感神経支配の脳神経は、3.7.9,10番である。脳神経3番は、動眼神経、脳神経7番は、顔面神経、脳神経9番は、舌咽神経、脳神経10番は、迷走神経である。また脳神経の機能低下は、大脳皮質や大脳基底核に影響を及ぼし、特に視床下部では自律神経に影響を与えます。


神経について


中枢神経脳幹は支配が2つに分かれます。一つは上位運動ニューロン、もう一つは下位運動ニューロン分かれます。


これらの検査により、いよいよ大腿部に移ります。大腿筋前面で比較的浅い筋肉を検査します。下記は、大腿筋前面浅層機能表図です。



大腿筋膜深層部の機能状態を調べます。
下記は、大腿筋膜深層部機能表図です。


大腿筋肉前面深層機能表



これらの障害部位は、血管や神経を圧迫しますので、閉塞性動脈硬化症はいろいろな部位に影響を見ることがあります。

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