カイロプラクティック・整体手技で脳神経に関する施療をおこないます
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10)尿漏れ(男性) 尿失禁(女性)
今日からは、尿失禁とオサラバしよう!
尿漏れ尿失禁は、およそ80%の方は女性だそうです。
それでは、女性の場合を説明致します。
尿漏れにはおよそ二つのタイプに分けられています。
腹圧性尿失禁
女性の殆どがこのタイプです。咳やクシャミをした時、この時に、お腹に力が入った瞬間に漏れるのが、腹圧性尿失禁です。
骨盤底筋が弱ってくると、腹圧性尿失禁の原因になります。この考え方に、異論があるのは当治療室の考え方です。
後程説明致します。もう一つは、切迫性尿失禁トイレに行きたいと思っても間に合わずに漏らしてまうタイプです。
その原因は、女性の尿道は男性に比べ短い。
実際、放尿中途中で止められない(男性は止めることが出来る)。
もう一つは、骨盤底の筋肉と筋繊維が大きく引っ張られ緩むなどが原因とされています。
アサヒカイロでは、殆どの原因は「自律神経」の機能低下と考えます。
もう一つ起こし易いタイプがあります。出産経験者や肥満の方です。
それでは詳しく説明致します。
自律神経は、身体の変形・歪みからきます。
「えっ!、どゆこと?」
それでは詳しく説明致します。
身体の歪みは、骨盤の変形・ゆがみになり、足の長さが変わります。
永い間この状態を続けると、背骨のゆがみ(軽い側彎)と共に、頭で身体のバランスを取るため、頚の付け根
頚椎に負担がかかります。厳密には、頭は少し右に回旋し、身体は少し前屈みになり、そのため、中心は少し右に寄ります。
これが骨盤を変形させるのです。そして頚は右に回旋するため、脳へ行っている動脈、椎骨動脈を圧迫・狭窄して
しまうのです。そのために、脳細胞は、栄養と酸素が不足するため、身体の一番大事な中枢神経である「脳幹」がやられます。
この脳幹は、脳神経が派生する重要な部位でもあります。この脳神経は、10本ありますが、副交感神経が支配している神経は、4本あります。脳神経3.7.9,10番です。イラストをご覧下さい。脳幹の大きさも模型で表示します。
頚の構造をご覧下さい。頚の回旋捻れは椎骨動脈を圧迫・狭窄を引き起します。
赤は椎骨動脈を表しています。頚椎1番、2番、3番を表示。頚の捻れにより、A および D に圧迫が加わります。
この現象が、血液の流れを妨害するため、脳細胞に酸素と栄養が行き渡らなくなり、脳梗塞の原因や、認知症の始まりになるわけです。
自律神経を身体全体で見てみましょう。図をご覧下さい。
黒く○をしてある部分が副交感神経に当たります。
よく見てください。この部位の骨が捩じれることにより、神経圧迫を引き起すのです。
そうです。腰痛症や肩凝りが起きるのです。尿漏れや尿失禁だけの症状ではありません。
中年や小太りした人に多いとは、大腰筋の収縮があります。
大腰筋のイラストをご覧下さい。
大腰筋機能表
腰が悪いと、腰椎1,2,3番の神経を圧迫します。すると神経の末端である大腰筋が収縮します。
この大腰筋の特徴は、収縮が起こると、身体を前に引っ張るため、前屈みになります。
すると、膀胱、腸を圧迫します。それと副交感神経と重なり、骨盤底筋も伸び縮みが悪くなるのです。
よって運動だけでは意味が無いとご理解頂けましたか。
この大腰筋は、腰痛の原因や肩凝り、など病気のおおもとの一つで、この部位を重要視している医療関係者は少ない。
またもう一つは、副交感神経は、膀胱をもコントロールしているのです。
膀胱について説明致します。
尿漏れの原因
排尿のメカニズム
膀胱が充満すると、膀胱にあるセンサーが働き(a) 、求心性神経は上行し脊髄に入り、脳へいく(運動神経の伝導路で上位運動ニューロンで大脳皮質、中脳上部、橋、延髄上部、延髄下部、脊髄、下部運動ニューロンで腰髄まで)。
(運動神経の伝導路については最後に説明)
その後遠心性の神経は下行し、脊髄を通り膀胱へいく(排尿反射神経の流れ)。
膀胱に最大量の尿が溜ると、膀胱からの求心性神経を受け排尿反射はいつでも作動可能な状態になる。この時は直ぐに排尿せず、トイレへ行く準備を大脳全体で抑制している。
自分の意志で排尿する準備ができると、この抑制が解除される。上位の遠心性のインパルスは、仙髄の副交感神経中枢を興奮させる。同時に交感神経中枢と仙髄神経核を抑制。この結果、膀胱収縮に2つの尿道括約筋が弛緩し、膀胱が空になる迄排尿が円滑に行われる。
下部排尿中枢
膀胱平滑筋(排尿筋)、内尿道括約筋および外尿道括約筋は、副交感神経、交感、体性の3種類の神経支配を受けている。
中枢は、仙髄、胸腰髄、仙髄であり、末梢神経として骨盤神経下腹神経、陰部神経となり、各支配領域に分布する。
交感神経の一部は、排尿筋にも分布する。
以下は、下部排尿中枢の図である。
よって身体の変形は、自律神経が大きく作用していることが、お分かり頂けたかと存じます。
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